色鮮やかで、ぷくぷくと肉厚な多肉植物たち。
秋になり気温が下がって来ると、紅葉して一段と美しい姿を
見せてくれます。
ところで、みなさんは多肉植物の管理方法をご存知ですか?
一般的に“乾燥に強く、あまり水を必要としない植物”という
認識が強いように思いますが、いかがでしょうか?
今回は、水やりと鉢の選び方のコツをご紹介しますよ☆彡
また、意外に要望が多い枯れる原因と回復法や、土の作り方も
お伝えしていきますね!
多肉植物の水やりのコツは?
初めて多肉植物を育てる方には、この水やりのコントロールが
なかなか難しいようですね。
多肉植物は「水やり3年」と言われてますが、コツをつかめば大丈夫!
たくさんのハウツー本がある中、初心者の方にも分かり易いコツを
探してみましたが、一番簡単な水やりのタイミングは―、
「土が乾いている状態で、株を触ってみて少ししんなりしていたら、
たっぷり水やり!」
ではないでしょうか。
ただし、真夏と真冬は少なめにしてくださいね!
(真夏は根腐れ、真冬は凍結のおそれがある為です。)
それと、こちらの太根タイプは乾かし過ぎるのは良くないので、
「土の表面が乾いたら、たっぷり水やり!」がおすすめですよ!
これが太根タイプです。(主にハオルチア属)
実際わたしも水やりに悩みましたが、ほとんど枯らすことが
無くなりました♪
良かったら試してみてくださいね^^
多肉植物の鉢の選び方は?おすすめはコレ!
多肉植物の栽培では鉢の選び方も、より良い株にする為の
大事なポイントです!
鉢も色々ありますが、主に使われるのは、
・素焼き鉢
・駄温鉢(赤茶色の鉢です)
・プラ鉢
この3つではないかと思います。
この中で私がおすすめするのは、「プラ鉢」!
理由としては、
素焼き鉢は土の渇きが早過ぎる為、管理が大変です。
わたしは素焼き鉢に植えてしまった太根タイプがありますが、
この夏は、ほぼ毎日お水をあげてました(^^;
(もちろん夕方涼しくなってからですが…)
駄温鉢は最適なんですが、値段が少々高めで持ち運びが重いです。
雨の度に運ぶのは、一苦労(^^;
プラ鉢は保水性も駄温鉢とそれほど変わりなく、なんと言っても
軽くて持ち運びが楽です!
プラスチックは劣化しますので定期的な買い替えが必要ですが、
値段が安いので大丈夫!
管理が楽で育てやすいプラ鉢で、ぷりぷりの多肉植物を育てて下さいね!
多肉植物の枯れる原因って何?回復させたい!
多肉植物が枯れてしまう原因と思われるものは、
①根がダメになる(水やりが原因)
②葉焼け
③病気
④虫害
大体、この4つだと思います。
では順番に、回復法も一緒にお伝えしていきますね!
根がダメになる場合/回復法
根がダメになる原因は、主に水のやりすぎが多いですね。
根腐れを起こすと水をやっても吸い上げることが出来なくなるので、
水やりしても、シワシワやしんなりが治らず元気がなくなってくるんです。
そうなったら鉢から引き抜いて根を確認してみてください!
根が黒くスカスカになっていたら根腐れ。
すぐに植替えが必要です!
根腐れした部分を取って、新しい土に植え付けます。
水やりは「新しい根が出てから」がポイントです。
※根が出るのは大体1週間くらいでしょうか。
葉焼けになった場合/回復法
葉焼けは、人間の日焼けと同じで強い直射日光でやけどを起こした状態。
ひどいと枯れてしまいます!
特に、天気の悪い日が続いた後の晴天(梅雨の晴れ間など)に起こし易い
ですね。
軽い場合は、葉焼けした部分(葉)を取り除いて通常通り管理します。
ひどい場合は残念ながら回復できない事が多いです(;;)
予防策としては、「日頃から良く日に当てる」、「寒冷紗」を利用する
といいですよ!
※寒冷紗は遮光度が色々ありますので、真夏は遮光度の高いものにしたり、
季節ごとに工夫できます。
病気になった場合/回復法
病気は、冷たい雨に当てたりすると黒い斑点が出来てしまったり、
突然すべての葉が全部落ちてしまうものなどがあります。
斑点が出来てしまったら、腐るのを防ぐ為に病変部分を取り除いてくださいね!
葉が全部落ちる病気は、あっという間に枯れてしまい回復は出来ません(涙)
虫害にあった場合/回復法
虫害には、主にアブラムシとナメクジが多いです。
アブラムシは、アブラムシ用の殺虫剤を使い、ナメクジは殺虫剤か捕獲が
いいと思いますよ!
アブラムシの場合は殺虫後、通常の管理で大丈夫です。
ナメクジに食べられたところは治りません(涙)
ナメクジが来ない場所に置くか退治します。
やはり水やりは大事ですね~(^^;
ちなみにわたしは枯れるのを防ぐために、
・水はやり過ぎない
・良く日に当てる
・出来るだけ雨に当てない
を実践していて、今年はまだ枯らしていません^^
多肉植物の土の作り方は?ブレンドは十人十色
土は、市販で多肉植物用が売っていて、それを使えば楽ですし、
特に問題なく成長するのですが、少し慣れたら自分でブレンドすると
楽しいです!
栽培家の方や専門の業者の方は、それぞれ独自の配合レシピを
持っているようですね。
ここではコンパクトに育てたい場合と大きく育てたい場合のブレンドを
ご紹介したいと思います。
鹿沼土2:軽石2:川砂2:バーミキュライト1:腐葉土2:くん炭1
【大きく育てたい場合】
赤玉土4:鹿沼土2:軽石2:腐葉土1:くん炭1
こんな感じになります!
わたしの場合、砂ベースの土に植わっている株を購入してきて、
そのまま育てると根腐れしやすいので、自作の土に植え替えます。
自分の土は管理もし易いですよ!
ということで今回は、多肉植物についてお届けしました!
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました^^
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参考になりました。近くにユニバーサル園芸店があり、とても癒しされるので、時々行きます。「かんようしょくぶつの森」と云う館があり、特に気に入ってます。5月に可愛らしい花をつけたエケベリアを3種類買いました。小さな鉢だったので、早速植え替えました。2週間に1度与えていたのですが、下葉が黒くなってきたので、園芸店の人にお聞きすると、土のかぶせ過ぎと水のやりすぎでした。お花と枯葉をとると、品素になってしまいました。育てるのは大変ですね。この分だと長くはもたないかも知れませんが、毎日、土を触って眺めていました。また、ブログを読ませて頂きたいと存じます。今後ともよろしくお願いいたします。
こんにちは!
コメント頂き、ありがとうございます(〃∇〃)
栽培難しいですが、綺麗なお花を咲かせて
くれた時はホント嬉しいですよね(*´∇`*)
今後ともよろしくお願いします< (_ _*)>
参考にさせていただいております。
一つご意見いただきたいのですが、植え替えをする際に誤ってハーブや野菜などの園芸用土で植え替えてしまい、
数週間経過してしまいました。
再度多肉植物用土へ植え替えをすべきがどうか、するなら今の季節は適しているか、
ご教授願えないでしょうか。
植え替えをする前より元気が無くなっています。
コメント頂き、ありがとうございます!
植え替えの土のお悩みですね?
園芸用土を使われたとの事ですが、私は問題ない
と思いますよ(^ー^)
私は今年は時間が無かったので、全て園芸用土で
植え替えました♪
肥料が入っているので大きく育てたい場合、いい
と思います。
植え替え時期は種類にもよりますが、夏型なら
春、冬型なら秋がいいですよ。
(基本は成育期の前に植え替えます。)
真夏は避けた方がいいですが根腐れしている時は
すぐに植え替えます。
私の場合は、ダメな根を取り除いて乾いた土に植
え根が出るのを待ち水やりします。
一度根の状態を確認してはいかがでしょうか?
回復されるといいですね♪
わぁ、お返事ありがとうございます!そして丁寧なアドバイスもありがとうございます。
なるほど、私の場合水分を上げすぎたのかもしれませんので、
一度根の状態を確かめてみようと思います。
土に関してもありがとうございました。安心しました。