9月くらいになると活発に活動し始め、被害が増えるスズメバチ。
実は、毎年死亡事故が発生しているんです!
その数なんと年間30人~70人!Σ(゚Д゚)
原因は、毒によるアレルギー性ショック死(アナフィラキシー)
だそうです。
そんな被害を最小限に抑えれる為にも、今回はスズメバチの
生態と弱点を調べてみました!
また、刺された時の薬と応急処置、自分でできる対策として、
予防トラップの作り方も合わせて調べました。
お困りの方は、役立てて頂ければと思います!
スズメバチの生態とは?実は弱点があった!
スズメバチは女王蜂を中心に大きな社会を形成してるそうです。
スズメバチはの性質は攻撃性が高く凶暴なことで知られて
いますが、これは巣を守る為とのこと。
何もしないのに襲ってくるわけではなく、巣に近づいた者を
攻撃するんだそうです。
巣の拡張期である8~9月は、巣を守るために特に攻撃的になる
時期です。
巣があることに気づかずに近づいてしまうと、攻撃されると
いうことですね。
幼虫の餌は主に昆虫で、時にお肉なんかも食べるんだそうです。
またクロスズメバチは、カエルやヘビ、焼き魚やゆで卵も巣に
持ち帰るんですって!
次に弱点ですが、まず1つ目はスズメバチにも天敵がいます。
主に鳥類や熊、オオカマキリやオニヤンマなどもスズメバチを
捕食するそうですよ!
2つ目の弱点は熱に弱いということ。
45℃前後で死んでしまうそうです。
二ホンミツバチは球状になってスズメバチを取り囲み、体を震わせ
体温を上げてスズメバチを退治することで知られています。
生態系の上位に位置するスズメバチにも弱点はあったんですね。
大型とはいえ昆虫に食べられてしまうなんて意外でした(^^;
スズメバチに刺された時の薬と応急処置は?
スズメバチに刺されるとアレルギー性のショック症状である
「アナフィラキシーショック」に陥ることは有名ですね。
そんな場合に効果的な薬があるそうですので、ご紹介します!
準備しておくと役立つ薬は「抗ヒスタミン剤」と「アドレナリン
自己注射薬」だそうです。
抗ヒスタミン剤は市販されています。
自己注射薬の“エピペン”は医師の処方が必要になりますよ。
応急処置としては、次の通りです。
①蜂を刺激しなように、そっとその場から離れる。
→刺された時の毒液が空中にまき散らされ、他の蜂を呼び寄せる為。
②傷口を洗い、指でつまんで毒を絞り出す。
→口から毒を吸収する恐れがある為、口で吸い出してはいけません。
③傷口に抗ヒスタミン軟膏やステロイド剤を塗布する。
→抗ヒスタミン軟膏とは市販の痒み止め(虫刺され用)です。
→ステロイド剤はアトピーなどのの炎症を抑えるお薬です。
④傷口を冷やして安静にする。
→血の巡りが良くなると腫れがひどくなります。
そして応急処置後は、速やかに病院(皮膚科)を受診しましょう!
アナフィラキシーの症状が出たら大至急救急車を呼んでください!
アナフィラキシーショックは皮膚系(じんましん)、粘膜系(唇の腫れ)、
呼吸器系(息切れ)など複数のアレルギー症状が短時間で現れ、命に
関わります。
自己注射薬エピペンを持っている場合は、使用すると症状の進行を
緩和できるそうです。
しかし、根本的な治療にはならないそうなので、必ず医療機関を
受診してくださいね!
蜂の毒は反応が速いそうです。(15分以内)
自己判断は危険ですよ!
また、刺されない様に「黒っぽい服装は避ける」、「香水はつけない」
など事前に気をつけておくといいそうです。
秋には紅葉で、山林などに行くことが多くなると思いますので、
みなさん注意してくださいね!
自分てできるスズメバチ対策!予防トラップの作り方
スズメバチが活発になってくる頃、近くに巣があったりして
お困りの方もいるかと思います。
そんな時に役立つのが、スズメバチを駆除できるトラップです!
今回は身近なもので作れる簡単な作り方を、ご紹介したいと思います。
・ペットボトル(大きさは2Lのもの)
・誘引剤(酒:300ml、酢:100ml、砂糖:125g)
→この分量はペットボトル1本分です。
【作り方】
①図のように、ペットボトルに2㎝角の穴を4か所空けます。
②誘引剤の材料を混ぜ合わせ、入れます。
③注意書きを書いて、ひもをつけて完成!
【出典】http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000011700.html
トラップは、直射日光に当たらない木などに吊るします。
建物に近い場所では、あまり捕獲できないようですね。
注意事項としては、
・6月以降の設置は、女王蜂でなく働きバチが飛んでくるので危険。
・死んでいる蜂でも針に触れてしまうと、刺されるので注意。
ということです。
巣が出来てしまって、お困りの方は専門の業者さんに依頼して
くださいね!
暑い夏が終わってホッとする過ごしやすい季節ですが、スズメバチも
活発になる季節。
事前に対策を知って、楽しい秋を過ごしましょう!
私の田舎でも犬の散歩中に結構見かけるので注意しなくては(^^;
ということで今回は、スズメバチについての調査でした!
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました!
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